
こんにちは。スイス在住のpiyomamaです。
今回はイタリア・ベネチアに自家用車で日帰りで行くという強行スケジュール(笑)で観光してきましたのでご紹介します。
日帰りベネチアを強行した理由
世界中が憧れる観光地、水の都ベネチア。
実は新婚旅行の時に訪れた事があり、その美しさは強烈に記憶に残っています。
その時はもう一生訪れる事は無いだろうなと思っていたのですが…
まさかスイスに住むことになり、また訪れる機会がやってくるとは!
人生何が起こるか分かりません。
しかも今回の旅ではミラノに行く予定でホテルもミラノにとってあり、ベネチアは行く予定ではありませんでした。
ミラノに向かう途中の車内で
「よく考えたら、ミラノからベネチアまでって車で3時間もかからないんだね〜。」
という会話から、
「だったら思い切ってベネチアも行っちゃう!?」
というなんとも突然の思い付きでベネチアを訪れる事に決めたのです。
日本にいたら「ついでにベネチアに行く」なんて展開まずありえないですよね。
しかし本当に突然決めた事だったのでもちろん無計画。
1日目はスイスからミラノへ移動してミラノのホテル泊。
次の日に朝からベネチアに向かうことにしました。
早速の駐車場問題
まずは車で行くのだから駐車場を探そうと朝、ベネチアに向かう車の中で駐車場探し笑
するとビックリな事実。ベネチアは島だから極端に駐車場は少なく、しかも世界的人気の観光地なのでその駐車場もすぐに満車になってしまう。
島の駐車場が全部埋まると車での入場は出来なくなり、橋の手前で止められてしまうそうなんです。
かなりヒヤヒヤしながら急ぎ気味でミラノからベネチアに向かいました。
しかし高速道路は中々混んでおりgoogle mapsでの到着予定時刻より1時間ほど遅れてベネチアに到着。
心配していたベネチアへの橋も問題なく通過できました。


Garage San Marco 駐車場
私たちは日帰りで数時間だけの滞在予定だったので、本当はこのGarage San Marcoの隣にある時間ごとに料金が加算されていく駐車場が良かったのですが、そこはもう満車で前に2台ほど待っている車が既にありました。
時間が勿体無いと思ったので急遽、隣にあったGarage San Marcoに停める事に。


料金は
5時間までは23€
10時間までは35€
24時間までは45€
でした。事前予約しておくともっと安くなるようです。
トイレは有料
駐車場から歩くとすぐに運河が見えてきます。
高まる気持ちを抑えつつまずはトイレに立ち寄りました。


大人も子供も一律1.5€
しかも現金オンリーだったのでトイレ番をしているお姉さんに両替してもらいました。
有料だから綺麗かな?と期待しましたがまあ普通のトイレでした。
しかも帰りに気づいたのですが駐車場にここよりもうんと綺麗な無料のトイレがありました…!😇
いざ、水の都の散策!


運河の方まで来るとそれはもうどこを見ても美しい風景!
テーマパークに来たかのような高揚感があります。
子供達もすごーい!と声を上げていました。
あぁ、日帰りでも強行でベネチアに来て良かった。ともう既にこの時に思いました。
それくらい美しくて唯一無二の景色があります。


しばらく歩いてから気がついたのですが、ベネチアは段差や階段が非常に多く、足場がかなり悪いです。
ベビーカーや宿泊のための荷物であろうスーツケースを持っている方達はかなり大変そうでした。
もし次回泊まりで来る機会があったらリュックやボストンバックにしようと強く思う程でした。
小腹を満たしにパン屋へ
お店から焼きたてのパンのいい香りが漂ってくるこちらのパン屋さんに寄り道。




小さいピザや甘いパンを購入して食べ歩きしながらベネチア散歩を楽しみました。


ベネチアの水質なんですが、想像以上に透明で綺麗でした。小さな魚も沢山泳いでいましたよ。


そしてベネチア、本当に路地がかなり入り組んでいて街自体が巨大迷路のようになっています。


google mapsを見ながらあっちをウロウロこっちをウロウロ。かなり迷いました。
スマホがない時代は皆さんどうしていたんでしょう?


リアルト橋到着!


ここはやはりベネチアの人気スポットなので橋の上は人混みも凄かったです。


橋の上から下を覗くと次から次へとゴンドラやボートが通っていき、みんなお互いに手を振り合ったりしていて平和な光景が広がっていました。




本場イタリアのジェラート。美味しかったぁ〜☺️


さて、目的地に向かってぐんぐん進みます!
サン・マルコ広場
到着しました〜!サン・マルコ広場です。






とっても開放的な広場で、建築物もとっても大きくて長いので写真に収めきれない…!
いよいよ大本命のゴンドラ
さて、ベネチアに行くと決まったらなんとしてもこれだけは乗らないといけない!と意気込んでいたゴンドラへ!
ベネチア市が定めたゴンドラの料金
料金は昔はバラバラでぼったくりなどの問題もあったようですが今はベネチア市が全てのゴンドラの価格を均一にしています。
定員は5人まで。5人までなら何人で乗っても金額は一緒です。
8時から19時 30分80€
19時から8時 35分100€
ゴンドラ乗り場
ゴンドラの乗り場も実に様々な場所にあります。
どこから乗ってももちろん料金は同じですが周るルートが変わってきます。


私たちはゴンドラに乗りながらリアルト橋を眺めたいと思ったので先ほどのサン・マルコ広場のすぐ裏手にあるゴンドラ乗り場から乗船しました。
いざ、乗船


今回私たちはこちらのゴンドリエーレさんにお世話になりました。
乗船前にお金は前払いかと思いきや、何も請求されないのでそのまま乗船。
乗る際にはお手伝いしてくれるスタッフさんがいて、しっかりと手を握って助けてくれます。
ゴンドラは思っていたよりも揺れる〜。でもゴンドリエーレさんがうまーくバランスを取りながら漕いで行ってくれます。


最初は中々狭い水路を通って行きます。ゴンドリエーレさんはパドルと足で壁を蹴りながら器用に船を進めて行きます。
狭い水路ではお互いにゴンドラ同士譲り合いながらすれ違って行きます。
ゴンドリエーレさん同士で色んなお喋りを楽しみながらお仕事してました。
道ゆく知り合いに突然声をかけたりもしていてなんとも楽しそうな陽気なイタリア人という印象でした。




広い大運河(カナルグランデ)に出ました。広くて美しくてまるで映画の中にいるような非日常感…!
肝心のリアルト橋は…


なんと、進行方向の反対側に一瞬見えた姿しかカメラで捉えられていませんでした…ショック!
あっという間の30分


素敵な時間というものはあっという間に過ぎ去ってしまいます。
きっちりキッカリ30分経つ頃には最初に乗船した乗り場へと戻ってきました。
下船の際にお金は現金でゴンドリエーレさんに直接お支払い。
やっぱりベネツィアで乗るゴンドラは最高でした。ここでしか見られない景色、味わえない非日常感。
ゴンドリエーレはサンタルチアは歌ってはくれなかったけど(今は歌ってもらえる方がレアケースらしいです)
とってもロマンチックでした。
最後はお土産屋に寄り、クレープを食べて駐車場へと向かいました。
この最後に食べたクレープが不思議なワッフルのようなもちもち生地で本っ当に美味しかったです!


おまけ
まさかの日本から遠く離れたイタリア・ベネチアでこんなものを発見


漢字で福井!!
なぜ?誰が?なんの為に?疑問が沢山浮かびましたが、思いがけず慣れ親しんだ漢字に出会えて嬉しかったです。
まとめ・やっぱりベネチアは泊まりで来たい!😂
もうそのまんまです。
ベネチア、何もかもが素敵すぎて帰りたくありませんでした。
せっかくこんな素敵な所に来たのにもう帰らなきゃいけないの!?
という気持ち…
ヤケになってその場でベネチアのホテルを調べてみるとその日宿泊予定だったミラノのホテルと全然価格も変わらなかったんです。
後ろ髪をかなり引かれながら駐車場へと向かいました…
次回またチャンスがあったら必ず何泊か宿泊するぞ…!と心に決めました。
おわり☺️